猫の小噺
2009-02-22

久しぶりの小噺です。猫ちゃんにまつわるお話ということで写真は昨年金毘羅大芝居
を観に行った帰りに琴平町のお店で求めた張子を撮ったものです。黄色い招き猫はお金
が貯まりそうでしょう。
さて今回は私の小学校、中学校、高校からの友人 S氏 からの投稿です。ご本人さん
から わたくしのブログへの掲載の許可をいただきました。
以下は原文のとおりです。面白いと思われた方は拍手バナーのクリックをお願いいたします。
決して上品とは言えないお話しです。好みでない方すみません。
************************************************************************
博士の狂った実験 『 さいしゅうへいき “ネコッペ” 』
彼は今日も深夜に、くたくたに疲れて帰宅する。
それでも、元気良く「ただいまー!!」と声を掛ける。
「お帰りー」と奥から声がする。
家内は出てこない。
階段に荷物を投げ出して、トボトボと居間に行く。
家内がこたつの中で、寝転がりながらTVを観ている。
(クッソー!!こちらは、暖房のない職場にいたのに!!)
家内の胸の上には、ムートンのクッションのような物が乗っかっている。
「ウーさんが乗っかって、重〜い。」
「ウーさん。どきなさい!!体が動けん〜。」
あまえた声で、胸の上のブタネコを撫でている。
(何が、“ウーさん”や。
ちゃんとこのクソネコにも、
『ウードン』と言う正式名称があるじゃろが。)
妻とネコブタの怠惰なその姿を見るたびに、
彼は、疲れが飛び去り代わりに怒りが増してくるのを覚える。
「ウーさんが、顔をなめようとする。ああバッチイ!!」
妻は、TVとネコブタをかわるがわる見ながらつぶやいている。
(バッチイのは、この部屋じゃろが!!)
遂に、遂に彼の怒りは頂点に達した。
しかし理科教師の彼は、
冷静に彼の持てる全ての科学的知識を総動員して
妻を攻撃するための“兵器”を考案した。
「ウードン。奥様が重いと言ってるやろ。」と言って、
優しくネコを抱え廊下まで連れてくる。
そして、ネコを降ろし、ネコの頭を股ではさんだ。
「ウードン。ご主人様からのプレゼントや。」
彼は、にやりとほくそ笑んだ。
彼の腸内の一日分の食事たちが作り出す気体。
彼の疲れ切った腸内で熟成された腐敗ガスを
妻の愛玩動物に静射した。
彼は、ネコの頭を股から離した。
鈍くさいネコブタは、ボスッボスッと駆け去った。
そして、彼の思惑通り!!
寝転がってTVを見ている妻の上に乗った。
ネコは、「ニャーオーン」とあまえ鳴きして
妻の顔に頭をすり寄せた!!
「あっ!!クサッ!!何!?このネコ!!変な臭いがする。」
「ウワッ!!たまらんわ。」
と言って、ネコをドサッと払いのけた。
ネコはゴロリと転がって、窓際にすごすご避難した。
「ほれ見ろ。ネコなんか、すぐのけれるやろが。
これでお前のウソが証明されたな。」
彼は、自分の仮説が証明されたことを確信した。
そしてやっと疲れから解放され、
彼の腸内ガスの漂う部屋に入った。
彼はこの兵器を、
『最臭屁胃器“ネコッペ”』と名付けた。
☆科学的仮説
1.“握りッぺ”の原理から、屁は閉鎖空間では拡散しない。
2.ほ乳類は、まわりの空気を毛に取り込み、逃がさない。
これが保温効果にもつながる。
3.ネコの頭の毛のまわりに取り込められた屁は、
ネコが短距離を移動する間に拡散することはない。
4.妻は、太った猫が上に乗って重いから動けないと言うが、
それは自分が動きたくないこと言い訳である。
だから、現状況より困難な状態に陥った場合、
エゴイストの本性が顔を出すであろう。
5.ネコは自分の肛門をなめても平気である。
だから同じ部類のヒトの屁は嫌がらない。
故に、この行為は動物虐待には当てはまらない。
**************************************************************************
わたくしは ある一箇所で不覚にも大笑いをしてしまいます。(何回読んでもです。)
そこはどこでしょうか?



